チャクラに関する4つのポイント
何回かにわけて、チャクラに関する4つのポイントについてお話しをしてきました。
今回は、4つめのポイント「④ – チャクラは、ヨガのポーズや瞑想で活性化させることができる」についてです。
チャクラとはエネルギーセンターである
→ ナーディとプラーナについてチャクラには、対応するカラダのおよその位置がある
→ 触れられる背骨よりもっとカラダの中心にある。チャクラには、それぞれの特徴がある
→ プラスの特徴とマイナスの特徴がある。- チャクラは、ヨガのポーズや瞑想で活性化することができる
ヨガのポーズ
これから紹介するハタ・ヨガのエクササイズは、それぞれのチャクラのエネルギーを刺激し、解放するのに効果的です。
チャクラに対応する神経節のあたりに意識を向けてポーズをとるようにすると、効果が高まります。
第1チャクラ / ムーラダーラチャクラ
ポーズをとる時に、したの写真の尾骨脊髄神経節のあたりにはたらきかける意識で行うことで、ムラダーラチャクラ(第1チャクラ)を刺激することができます。
① ニー・トゥー・チェスト(アパナーサナ)
② 橋のポーズ (セツ・バンダアーサナ)
③ バッタのポーズ (シャラバアーサナ)
④ 前屈のポーズ (パスチモッターナアーサナ)
第2チャクラ / スヴァディシュターナチャクラ
下の写真の仙骨神経叢のあたりにはたらきかける意識で行いましょう。
足・骨盤・下腹部のあたりをリラックスさせてエクササイズをするようにするのが、スヴァディシュターナチャクラ(第2チャクラ)活性化のポイントです。
① 骨盤ウォーキング
ジャズダンスのように腰を動かして歩きます。
② 腰回し
フラフープを腰で回すような動き。
③ 女神のポーズ (スプタバッダコナーサナ)
痛みを感じたらそれ以上無理に開かないようにしてください。リラックスして、2分以上維持します。
④ シザーズキック
骨盤を通じてエネルギーを上位チャクラへ送るエクササイズ、強烈な効果 クンダリーニを引き起こすとされます。
第3チャクラ / マニプーラチャクラ
エネルギーを急速に移動させるような動きが、マニプーラチャクラ(第3チャクラ)には効果的です。少し強めの動きで惰性を克服する意識で行ってください。
① ウッドチョッパー
足を肩幅に開いて立ち、吐) モモの付け根から前屈し、吸) 起き上がる。この動作を繰り返します。
② 弓のポーズ (ダニュラアーサナ)
③ ベリー・プッシュ (プールヴォッターナアーサナ)
骨盤、特に太陽神経叢を上に向かって持ち上げます。足から頭までがわずかにアーチ型になるように持ち上げます。
④ 舟のポーズ (ナヴァーサナ)
難しいと感じたら片足ずつ行うか、もしくは両足を壁につけて行ってください。モモが十分に鍛えられていないと、足に気を取られて、腹筋を十分に鍛えることができません。最初は自分が楽にできる方法で行ってください。
⑤ 太陽をつくる
両腕を伸ばして、吸)頭上へ伸ばし、吐)体側へおろす。この動作を繰り返します。
⑥ パワーウォーク
足を一歩力強く踏み出し、反対側の腕を前に振り出す。出した手と足を戻して、反対側も行う。この動作を繰り返します。動作に力を込めるために、自分にとっての障害を「出ていけ!」という気持ちで取り除いていると思って行います。
第4チャクラ / アナーハタチャクラ
したの写真の心臓神経叢のあたりにはたらきかける意識で、胸を開くようにすると、アナーハタチャクラ(第4チャクラ)を刺激することができます。
① コブラのポーズ (ブージャンガアーサナ )
大胸筋の筋力低下による猫背を軽減します。
② 魚のポーズ (マツヤアーサナ )
つらい場合は、肩甲骨の下に枕やヨガブロックなどを置いてもかまいません。
③ チェスト・オープナー ( 肩のストレッチ )
両手にベルト(タオルでもOK)を持って頭上に上げてもいいです。両腕とベルトで逆三角形ができるようにします。
④ 風車のポーズ
両腕を真横にまっすぐ伸ばしたまま、ウエストから上半身を左右にねじります。エネルギーをカラダから腕や手に送り、胸部と腹部の硬くなった筋肉をほぐします。
⑤ アーム・サークル
上腕と上背部(肩甲骨)の筋肉を刺激します。
第5チャクラ / ヴィシュッダチャクラ
下の写真の咽頭神経節のあたりを意識しながら喉のあたりを伸ばしたり縮めることで、ヴィシュッダチャクラ(第5チャクラ)を刺激することができます。
① 首をまわす
肩の力を抜いて、首を伸ばすようにゆっくりと円を描きながら頭をまわすようにします。
きついと感じるところで少し動きをやめ、一旦、そのままの状態にて呼吸だけ続けます。
少し経ってほぐれた感じになったら、また動かし始めます。時計まわり、反時計まわり、両方行います。
② 肩立ちのポーズ ( サーランヴァサルヴァンガアーサナ )
手で腰を支えながら、両足を天井へ向かってまっすぐ伸ばして行きます。
③ 鋤のポーズ (ハラアーサナ )
カラダが硬い場合は、無理につま先を床につけようとせず、頭の先に椅子やブロックなど高さのあるものを置き、その上に足を乗せます。
④ 魚のポーズ (マツヤアーサナ )
②肩立ちのポーズや、③鋤のポーズを行ったあとに、首と背中をストレッチするために行います。
第6・7チャクラ / ・アージュニャチャクラ・サハスラーラチャクラ
アージュニャチャクラ(第6チャクラ)と頭頂のサハスラーラチャクラ(第7チャクラ)を活性化させるには、カラダを使ったエクササイズではなく、瞑想や、脳や目のまわりをリラックスさせるようなことが効果的です。
まとめ
- チャクラをエクササイズで活性化させるには、対応する神経叢のまわりの筋肉を使ってる意識で行うと効果的。
- 脳に関連する第6・第7チャクラはエクササイズよりも瞑想による活性化がおすすめです。
次回は、チャクラのまとめを行います!
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