チャクラに関する4つのポイント
「チャクラとはにか?」を探っていくために、したの4つのポイントにそってお話を進めています。
前回までに、①つめのポイント:チャクラとはエネルギーであること、②つめのポイント:チャクラの位置についてお話してきました。
今回は3つめのポイント「③ – チャクラには、それぞれの特徴がある」についてです。
チャクラとはエネルギーセンターである
→ ナーディとプラーナについてチャクラには、対応するカラダのおよその位置がある
→ 触れられる背骨よりもっとカラダの中心にある。- チャクラには、それぞれの特徴がある
→ プラスの特徴とマイナスの特徴がある。 - チャクラは、ヨガのポーズや瞑想で活性化することができる
チャクラにも性格がある
わたしたち、1人1人に性格があるように、1つ1つのチャクラにも特徴があります。
チャクラの特徴を理解するには、それぞれのチャクラがもつ「エレメント(要素)」を知っておく必要があります。
エレメントには、プラスの要素とマイナスの要素があって、チャクラの働きによって、そのプラス面とマイナス面が現れます。
- チャクラが正しく働いているとき
→ エレメントのプラスの要素が現れる - チャクラが正しく働いていないとき
→ エレメントのマイナスの要素が現れる
チャクラと5つのエレメント(要素)
五大元素 パンチャマハブータ
- 第1チャクラ – 地
- 第2チャクラ – 水
- 第3チャクラ – 火
- 第4チャクラ – 空気 ( 風 )
- 第5チャクラ – 霊気 ( エーテル )
パンチャ = 5
マハ = 偉大な、大きい ( あらゆるものの構造原理で、失われないため偉大 )
ブータ = ( 物質的 )要素
「5つの変わることない物質の基本要素」ということで、この宇宙の物質は、すべてこの5つの要素からなるという考えに基づいています。
5つの要素の性質
それぞれのエレメント(要素)のもつ、プラスの特質とマイナスの特質を覚えておくと、自分のチャクラが正しくはたらいているか、もしくは乱れているかに気付く手助けとなります。
チャクラ | エレメント(要素) | プラスの特質 | マイナスの特質 |
第1チャクラ | 土 | 動じない心・安定感・信念 勇気・忠誠心・忍耐力 | 頑固 人の意見を聞かない |
第2チャクラ | 水 | 柔軟性・広い心 変化をいやがらない・創造性 | 優柔不断 決断力のなさ |
第3チャクラ | 火 | 情熱・自己コントロール 愛によるリーダーシップ | 非情・力の濫用・エゴ ワンマンリーダーシップ |
第4チャクラ | 空気(風) | 誰に対しても無条件の愛 共感力 | 執着心 怒りや憎しみなど 有害な感情を抑えられない |
第5チャクラ | 霊気(エーテル) | 広がり 深い静けさ | 落ち着きのなさ 飽きっぽい・気まぐれ 世俗的なものに対する憧れ 気分の乱高下 |
チャクラを整える順番
チャクラを整えるときは、下のチャクラから整えていきます。
例えば、第1チャクラの「安定感」や「信念」がないままに、第2チャクラの「柔らかさ」や「変化」の能力だけが高くなれば、それは、土台がなくフラフラと自分の意見を持たない、優柔不断なマイナスの特質となって現れやすくなります。
第1チャクラの土の要素である「信念」、第2チャクラの水の要素である「柔軟な心」そして第3チャクラの火の要素である「自己コントロール」。
この下位レベルのチャクラのエレメントのプラス面を下から整えていくことで、上位チャクラへ向かうエネルギーを作り出し、精神的な成長へとつなげることができます。
ヤマとニヤマはお分かりのように道徳の訓練です。
これらを土台とするものでなければ、ヨーガの修行は決して成功しません。この2つがわがものとなったときに、ヨーギーは自分の修行の成果を実感しはじめるでしょう。
ラージャ・ヨーガ p. 31
ヨガの八支則のヤマ・ニヤマを徹底しないと、その先の成長がないのと同じように、チャクラでも下から整えることが大事なのですね。
まとめ
- 1つ1つのチャクラには、特徴がある。
- チャクラのもつエレメントが、チャクラの特徴を決定づける。
- エレメントにはプラスの特質とマイナスの特質がある。
- 5つのエレメント(土・水・火・空気・霊気)は第1チャクラから第5チャクラに対応している。
- 下位チャクラを整えることで、上位チャクラへ向かうエネルギーを作り出すことができる。
( = 精神的成長 )
次回は、チャクラを活性化させるポーズについて学んでいきます!
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